台湾留学の準備費用は総額約360万円!渡航前の2年半でかかったお金を全公開【一般家庭のリアル】
「台湾留学って、結局いくらかかるの?」——ブログを始めてから、いちばん多くいただく質問がこれです。今日は結論からお伝えします。わが家が娘・花の台湾留学の準備期間2年半でかかった費用は、総額 約360万円(3,620,299円)でした。ただしこれは「母の私も一緒に台湾へ3回行った2人分」を含む、いわば“全部盛り”のわが家の数字です。この記事では、その内訳を1円もごまかさず、正直に全公開します。
※この記事は渡航前までの費用です。渡航後(片道航空券・寮費・生活費)は、別記事「渡航・生活スタート編」で公開予定です。 ※そしてもうひとつ。この360万円、実は入学後に奨学金で一部「回収」できました。1年目の学費が実質18,122円になった種明かしは奨学金の記事でどうぞ。
まずは結論!費用の総額と6つの内訳
細かい話に入る前に、全体像を先にお見せします。準備2年半でかかったお金を、大きく6つに分けました。
| ① 予備校・エージェント費用 | 約2,074,342円 |
| ② 出願・申請費用 | 235,560円 |
| ③ 検定試験費用 | 約107,480円 |
| ④ 合宿・キャンプ費用 | 110,780円 |
| ⑤ 台湾渡航3回(母娘2人分) | 1,075,837円 |
| ⑥ パスポート | 16,300円 |
| 総額 | 約3,620,299円 |
「うわ、やっぱり高い…」と思われたかもしれません。でも安心してください。この中には「工夫すれば削れるお金」もたくさん含まれています。あとで正直にお話ししますね。まずは、ひとつずつ内訳を見ていきましょう。

① 予備校・エージェント費用:約2,074,342円
いちばん大きかったのが、この予備校・エージェント費用です。娘は高1の冬(2021年冬)に台湾留学を決意し、2022年2月から留学エージェントの予備校でオンライン授業を受け始めました。
| エージェント初回支払い(入学金77,000円+受講料2ヶ月分79,932円) | 156,952円 |
| オンライン授業用PC購入 | 223,630円 |
| 中国語授業1,000時間一括 | 1,100,000円 |
| 教材費(3,300円×30ヶ月) | 99,000円 |
| プログラミング講座(19,960円×6ヶ月) | 119,760円 |
| 中国語授業300時間追加購入 | 約375,000円 |
中国語の授業は1,000時間を一括で1,100,000円(1時間あたり1,100円)で契約しました。さらに出願直前の2024年3月に300時間を追加購入し、こちらは約375,000円(1時間あたり約1,250円)でした。
月々の支払いは、当初39,966円(〜2022年12月)でしたが、2023年1月から値上げで43,632円になりました。毎月このお金が出ていくのは、正直ドキドキでした(笑)。
- 契約時の初期費用の詳細はこちら → 台湾留学予備校の入学金・初期費用はいくら?契約時の全額を公開
- 月々の支払いと2年半トータルの詳細はこちら → 台湾留学準備の費用はいくら?月々の授業料と2年半の総額を全公開
- 予備校に入学した経緯はこちら → 中国語予備校はいつから通う?高1で入学した費用と体験
- オンライン授業の中身はこちら → 台湾留学エージェントのオンライン授業とは?内容と雰囲気を実体験で紹介
② 出願・申請費用:235,560円
大学へ出願するためにかかったお金です。ここは留学を考えている方が「いくらかかるのか読めなくて不安」と感じる部分だと思います。わが家の場合はこうでした。
| 大学受験申請代金(エージェントへ) | 217,800円 |
| 申請用証明写真 | 5,390円 |
| 渡航前健康診断 | 11,330円 |
| 申請書類の郵送+返送用レターパック | 1,040円 |
大学受験の申請代金217,800円は、半額の99,000円を2022年4月に先払いし、残りの118,800円を2024年3月7日に支払いました。
ここで、不安に思っている方に大事なポイントをお伝えします。大学に直接支払う「受験料」はゼロ円でした。そしてビザ申請の代行費用も、すべてこの申請代金の中に含まれていました。つまり、出願まわりのお金は「申請代金+写真+健康診断+郵送代」で読める、ということです。ここが見えると、ぐっと安心できると思います。
③ 検定試験費用:約107,480円
台湾の大学に出願するには、中国語のTOCFLと、英語のTOEICのスコアが必要でした。娘は合格ラインに届くまで、何度も受験しました。
| TOCFL(中国語):7,500円 × 約6回 | 約45,000円 |
| TOEIC(英語):7,810円 × 約8回 | 約62,480円 |
合計で14回近く受けたことになります。1回1回は数千円でも、積み重なると10万円超え。これは想定外の出費でした。
- 検定試験の全記録はこちら → 台湾留学にTOCFLは必要?TOEIC含め14回受験・費用10万円超の実録
④ 合宿・キャンプ費用:110,780円
語学力を伸ばすため、娘は合宿にも参加しました。
| イングリッシュキャンプ(3泊4日) | 45,100円 |
| 中国語合宿(1ヶ月・宿泊光熱費込み) | 65,680円 |
中国語合宿の65,680円には宿泊費と光熱費が含まれています。食費は別でしたが、実際には自炊などで2万円以下におさまりました。
- イングリッシュキャンプの体験はこちら → 台湾留学前の英語合宿!イングリッシュキャンプ3泊4日の費用と効果
- 中国語合宿の体験はこちら → 台湾留学前の中国語合宿とは?1ヶ月の費用65,680円と生活のリアル
⑤ 台湾渡航3回(母娘2人分):1,075,837円
ここが、わが家の費用が大きくなった最大の理由です。準備期間中、大学視察や下見のために、母である私も一緒に台湾へ3回行きました。
| 1回目:2023年7月・7日間(大学視察研修+観光) | 407,768円 |
| 2回目:2023年12月・6泊7日(視察研修+年末観光) | 約465,000円 |
| 3回目:2024年4月・7泊8日(完全個人手配で志望校視察) | 203,069円 |
- 1回目の全費用はこちら → 台湾の大学見学+観光7日間の総費用407,768円を公開!母娘2人旅の記録(大学視察研修の体験)
- 2回目の全費用はこちら → 台湾6泊7日の費用465,000円を全公開!視察研修+年末観光の全記録(大学視察研修2回目の印象)
- 3回目の全費用はこちら → 台湾旅行7泊8日を個人手配!母娘2人の費用203,069円を全公開【台北編】(志望校を自分の目で見た台中編)
大事なポイントは、この約108万円は「母の私も一緒に行った2人分」だということです。本人だけなら半分程度ですし、渡航を1回に絞ればさらに削れます。つまり、この約100万円は工夫次第でいちばん大きく圧縮できる部分なんです。
⑥ パスポート:16,300円
最後に、パスポート代です。娘のパスポートは2023年6月に取得し、当時の金額は16,300円でした。
なお、パスポートの手数料は改定されることがあります。2026年7月1日の申請分からは手数料が引き下げられ、10年有効パスポート(18歳以上)はオンライン申請で8,900円などに変わっています。最新の金額は、必ず外務省の公式サイトでご確認ください。
「実はここは削れる」正直な節約ポイント
約360万円と聞くと身構えてしまいますが、わが家は「後悔したくない」という気持ちで、削れるところもあえてお金をかけました。これから準備する方のために、正直にお伝えします。
- 台湾渡航(約108万円):ここがいちばん削れます。母娘2人で3回行きましたが、本人だけ・1回だけにすれば、数十万円は圧縮できます。オンラインの学校説明会を活用する手もあります。
- オンライン授業用PC(223,630円):わが家は良いスペックのものを選びましたが、授業を受けるだけなら、もっと安いPCでも十分だと思います。
- プログラミング講座(119,760円):これは中国語留学に必須ではなく、娘がやりたくて選んだ任意の講座です。ここは丸ごとカットできます。
逆に、中国語の授業料・検定費用・出願の申請代金は、留学するなら避けて通れない“必須のお金”です。「削れるお金」と「必須のお金」を分けて考えると、ぐっと計画が立てやすくなりますよ。

わが家は、ごく普通の一般家庭です
こうして数字を並べると、「じゃいコさんの家はお金があるからできたんでしょ?」と言われることがあります。でも、はっきりお伝えします。わが家は、どこにでもいる普通の一般家庭です。決して余裕があったわけではなく、毎月の授業料の引き落としに、正直ヒヤヒヤしていました(笑)。
それでも「台湾留学」を選べた大きな理由があります。娘は給付型の奨学金をいただくことができ、1年目の学費・雑費は無料になりました(この経緯は台湾留学はなぜ人気?わが家が台湾の大学進学を選んだ7つの理由に書いています)。
台湾は、そもそも大学の学費が日本よりずっと安く、返さなくていい給付型の奨学金が主流です。準備にお金はかかりましたが、渡航後の4年間まで含めてトータルで見れば、日本の私立大学に通うより安くなる可能性さえあるのです。「お金持ちだけの選択肢」では、決してありません。ここは、いちばんお伝えしたかったことです。
まとめ
娘・花の台湾留学、準備2年半の費用をまとめます。
- 総額は約360万円(3,620,299円)。ただし「母娘で台湾3回」を含む、わが家の“全部盛り”の数字です。
- 内訳は、①予備校・エージェント 約207万円 ②出願・申請 約24万円 ③検定 約11万円 ④合宿 約11万円 ⑤台湾渡航3回(2人分)約108万円 ⑥パスポート 約1.6万円。
- 削れるお金(渡航費・PC・任意の講座など)と、必須のお金(授業料・検定・申請代金)を分けて考えると計画が立てやすいです。特に渡航費の約100万円は工夫次第で大きく圧縮できます。
- 出願まわりに“見えない受験料”はなし。大学への直接の受験料はゼロで、ビザ申請の代行も申請代金に含まれていました。
- わが家はごく普通の一般家庭。娘は給付型奨学金で1年目の学費・雑費が無料に。トータルでは日本の私立大学より安くなる可能性さえあります。
そして今回はあくまで渡航前までのお金です。渡航後にかかった片道航空券・寮費・生活費については、次回「渡航・生活スタート編」で正直に公開しますね。どうぞお楽しみに。
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