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台湾留学の渡航当日は何をする?成田で娘を見送った母の全記録

台湾留学の渡航当日、成田空港で娘を見送った母の全記録|VOL.27
じゃいコ
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保安検査場に消えていく3人は、最後まで楽しそうに笑っていました。

泣いていたのは、私だけです。

2024年9月3日。娘の花を、台湾の大学へ送り出しました。渡航当日って何をするんだろう、何を持たせればいいんだろう——直前まで手探りだったのは、私も同じです。

この記事では、成田を発つまでの一日を、荷物・お金・そして別れ際の様子まで正直に公開します。


2024年9月3日、成田から台湾へ。家族4人で見送りに行きました

出発は2024年9月3日。成田空港から、エバー航空の台湾行きの便です。

この便、実は自分で選んでいません。エージェントからの指定便でした。

同じ大学に入学する仲間は、日本各地から集まります。その全員が台湾の桃園国際空港で合流できるよう、便が組まれていたんですね。

気になる航空券代は、片道34,120円。

予約したのは花本人です。親の出る幕はありませんでした✈️

見送りには、家族4人全員で行きました。私と花パパ、そして花より2学年下の弟です。

「見送りって全員で行くもの?」と思われるかもしれません。わが家の場合、次にこの4人が揃うのがいつになるか分からなかったので、迷いませんでした。


荷物はスーツケース1個だけ。残りはEMSで送って11,550円でした

ここ、これから準備する方にいちばん伝えたいところです。

花が持って行ったのは、スーツケース1個と、高校の通学用の大きなリュック1個。それだけです。

え、1年間の留学なのに?と思いますよね。でもエージェントから「スーツケースは1個まで」と決まりを伝えられていたんです。

重さはもちろん、ギリギリまで詰め込みました。

荷物の重さを量るラゲッジスケールは、それまでの台湾視察でも何度も使ってきた道具です。

わが家は過去の台湾旅行で、重量オーバーの追加料金を払っています。空港のカウンターで「オーバーです」と言われたときの焦り💦 今でも鮮明に覚えています。

だから出発の前夜、家で何度も量りました。

ほかに持たせてよかったものは台湾留学の持ち物記事にまとめています。

入りきらないものは、母が後から送りました

当然、入りきりません。

そこで、入りきらなかったものは段ボールに詰めて日本の家に置いておきました。

送ったのは9月9日。花が発ってから6日後です。EMS(国際スピード郵便)を使いました。

重さは11キロ。送料は11,550円でした。

花の手元に届いたのは9月13日。日本を出てから4日です。

日時状況
9月9日 11:37日本の郵便局で引き受け
9月10日 17:19東京国際郵便局に到着
9月12日 07:47台北に到着
9月12日 08:13台湾の税関へ
9月12日 16:10通関完了
9月13日花が受け取り

追跡して分かったのですが、台北に着いたのは9月12日の朝でした。そこから台湾の税関を通って、受け取りは翌日です。荷物を送るときは税関で1日みておくといいですよ。

これが結果的に大正解でした。現地で暮らしてみないと「本当に要るもの」は分からないからです。実際、送る前に花から「これも入れて」「あれも送って」と連絡が来ました。

最初から全部持たせようとしなくて大丈夫です。 足りないものは、後から送れます。

📦 何を送ったのか、全部公開しました
1回目と2回目を合わせて約20キロ、送料は22,350円。中身のリストと、送らなくてよかったものまで書いています。日本から送った荷物の記事はこちら。


渡航前日、花から家族への手紙が置いてありました

渡航の前日。花が、家族に宛てた手紙をくれました。

「好きなことをさせてくれて、本当にありがとう」

そんな感謝の言葉から始まる手紙でした。ほかにもいろいろ書いてありましたが、ここに全部は書きません。あれは家族だけのものなので。

今でも宝物です。

高1の冬に「台湾の大学に行きたい」と言い出してから、2年半。何度も話し合ったし、大変なこともたくさんありました。しかしその全部が、この一枚で報われた気がしました。


出発ゲート前のコーヒーショップ。最後の4人のお茶

成田に着いて、まず5万円分を台湾ドルに両替しました。

そのあと、出発ゲート近くのコーヒーショップで、4人でお茶をしました。何を話したかは、正直あまり覚えていません。たぶん、たいした話はしていないと思います。

ちなみにこの「5万円だけ両替した」という判断が、翌日とんでもない事件を引き起こします。

結論だけ言うと、学費の納入期限に両替が間に合わず、友達に30万円を託して空港まで走ってもらいました。

この顛末は仕送りの記事に詳しく書いています。これから渡航する方は、絶対に読んでから両替してください。同じ失敗をしてほしくないので。


保安検査場。3人は笑顔で、母だけが泣いていました

時間になって、出発ゲート前へ移動しました。

そこで、同じエージェントから同じ日に渡航する花の友達2人と、そのご家族に会いました。事前に待ち合わせをしていたんです。

ここからが、私の想像と全然違いました。

3人が顔を合わせたとたん、盛り上がってしまって。笑いながら、話しながら、ワイワイしながら——そのまま荷物検査へ入って行きました。

3人とも、すごい笑顔のバイバイでした。

一方の私はというと。

涙が止まりませんでした。

しかも、それにつられて他のお母さんまで泣いてしまったらしいです(笑)。申し訳ないことをしました。

でも今なら分かります。あの日、3人が笑っていてくれたことが、いちばんありがたかったんです。


帰り道は泣いたのに、成田でご飯を食べたらもう大丈夫でした

空港からの帰り道。

「あーあ、行っちゃった…」

そう思ったら、また泣けました。

ところが、です。そのあと3人で成田市内でご飯を食べたら、もう大丈夫だったんです。

不思議ですよね。ご飯を食べながら「私たちも、ますます頑張ろう」という気持ちになっていました。

ただ、花のいない部屋だけは見られませんでした

正直に書きます。

家に帰ってから、花のいない部屋を見ると悲しくなりそうで、しばらくあまり見ないようにしていました。

何か足りない感覚は、ずっと続きました。

それでも日々は進みます。弟が高2で忙しい時期だったこともあって、気づけば毎日はどんどん過ぎていきました。

寂しさが消えたわけではありません。ただ、日常が寂しさを追い越していくという感じでした。


「無事着いた」のLINE。でも電話は一度もかかってきませんでした

9月3日、無事に着いたという連絡はLINEで届きました。

そこからが大変だったようです。学校に着いて、入寮して、生活用品を買いに行って——とにかく慌ただしかったと。

そのあとも連絡は毎日来ました。ただ、内容はかなり現実的です。

  • 送ってほしいものの事務連絡(段ボールに入れてほしいもの)
  • ATMでお金がうまく下ろせない、どうしよう

スマホは楽天モバイルのまま。台湾のSIMは大学で買えました

渡航してすぐ気になるのが、スマホの通信です。

花は日本で使っていた楽天モバイルをそのまま持って行きました。台湾に着いてすぐ使えて、設定で悩むこともありませんでした。

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わが家は日本で契約したまま台湾へ。着いた日からそのまま使えて、今も続けています。

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台湾のSIMは、大学の新入生オリエンテーションで買えたそうです。携帯会社の人が来て説明してくれたとのこと。事前に手配しなくても大丈夫でした。

iPhoneはSIMを2枚使えるので、楽天モバイルをeSIM、台湾のSIMを物理SIMにして併用しています。

楽天モバイルは台湾にいる間も基本料金だけで、追加料金はかかっていません。わが家は家族割と学割が効いて月878円です(2026年10月時点)。

解約していないのは、日本に帰ったらすぐ使えるからです。ほかの国に行ってもLINEがそのまま使える安心感もあります。

台湾のSIMは月2,000円ほど。アプリに明細とQRコードが届いて、コンビニで支払う仕組みだそうです。

学校と寮にはWi-Fiがあったので、普段の通信はそれでまかなえました。

電話をかけてこなかった理由が、あとで分かりました

毎日LINEは来るのに、電話は一度もかかってきませんでした。

理由を聞いたのは、ずっと後のことです。

「ママの声を聞いたら、寂しいとか帰りたいとか、そういう気持ちが湧いてしまいそうだったから」

——そうだったのか、と。

強がって笑ってバイバイしたあの子も、ちゃんと不安だったんですね。親に心配をかけまいとしていたわけです。

これから送り出すお母さんへ。連絡が事務的でも、心配しないでください。 元気な証拠かもしれないし、我慢している証拠かもしれません。どちらにしても、子どもはちゃんと自分で立っています。


日本人は学部にひとり。それでも3日で友達だらけになりました

9月4日から、3日間の入学オリエンテーションが始まりました。

ここで嬉しい報告が届きます。

学部の友達がたくさんできた、と。

花の学部の同級生に、日本人は花ひとりです。中国語だけの環境に、いきなり放り込まれた形になります。

それでも3日で友達ができました。

オリエンテーションが終わった日には、新しくできた友達が火鍋屋さんへ連れて行ってくれたそうです。みんなでビリヤードもして楽しかったと、写真が送られてきました。

空港で泣いていた母は、その写真を見て、ようやく安心したのでした😊

しかし・・・一人一鍋?!この大きさの鍋が一人に一鍋づつの写真に笑えました。日本ではあまり見ない光景ですよね🤭


まとめ|台湾留学の渡航当日、親がやったこと

  • ✅ 渡航は2024年9月3日。エバー航空(成田→台湾)、片道34,120円。エージェントの指定便で自分では選べない
  • ✅ 見送りは家族4人全員で成田へ
  • ✅ 荷物はスーツケース1個+リュック1個まで(エージェントの決まり)。重さはギリギリ
  • ✅ 入りきらない分は段ボールに残し、9月9日にEMSで発送(11キロ・11,550円)。9月13日に到着。最初から全部持たせなくていい
  • ✅ 空港で両替したのは5万円分だけ。これが翌日の事件につながる(詳細はvol23)
  • ✅ 保安検査場では子どもたちは笑顔。泣いたのは親のほう
  • ✅ 到着後の連絡はLINEのみ。電話が来ないのは「寂しくなるから」だった
  • ✅ 9月4日から3日間のオリエンテーションで、学部に日本人ひとりでも友達ができた

渡航当日は、あっという間に終わります。

手続きも荷物も両替も、事前に決めておけば当日は何も難しくありません。難しいのは、笑顔で見送ることのほうでした。私はできませんでしたけどね(笑)。

これから送り出す方へ。前日に手紙をもらえるかどうかは分かりませんが、あの2年半は無駄じゃなかったと思える日が、必ず来ます。

渡航までの準備の全体像は合格までのスケジュール記事に、かかったお金の全額は準備費用360万円の記事にまとめています。

※航空券代・エージェントの荷物ルール・ビザの要件は変更されることがあります。最新情報は必ず各社の公式情報でご確認ください。

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留学した娘を応援する母
娘・花ちゃんの台湾留学をきっかけに、母じゃいコの学びと発見の日々が始まりました。 手探りの準備、文化の違い、母としての思い——そのままを記録しています。 同じように子どもの夢を応援するママたちの参考になればうれしいです🌸
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